これって楽しいことらしい


トライアスロンって楽しいよ、とトライアスリートに言われ真に受けた私。ホントカイ。真実を探る旅、開始!
by trineko710
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2012年 07月 17日 ( 1 )


おしゃべりなにゃん

にゃんです。

今日は僕が書くけど、とっても長いよ。僕風に言うと「にゃがい」になるけど。最初に言っておこっと。

三連休も、もう終わりですね〜。

実は、僕は三日間とっても忙しかったんだ。毎日、お出かけしたの。

え、羨ましい?僕はお出かけはあんまり好きじゃない。キャリーっていう箱みたいなものに入れられて、やっとキャリーから出られた!と思うと、たいがい僕の大嫌いな注射されるんだもん。

で、お出かけは、三日とも病院だったの。がっかりでしょ。

僕、5月頃からご飯を少し残すようになったんだ。それからね、べろを全部しまえなくなったの。だから、いつもちょろっとだけ、ベロを出しっぱなしにするようになったら、お母さんが、「同じベロ出しでも、いつものアホ面のベロしまい忘れとは違う(失礼な!)」と言って、6月の初めにお医者さんに行ったの。

そのお医者さんは、優しい女の先生で、お母さんとも気があった。それで、様子を見ましょうって、大嫌いな注射を打って、食欲の出る薬飲んだ。

そうしたら、元気になったの。それで、「にゃにゃにゃにゃにゃっっ!!」って一杯おしゃべりしたら、お母さんも嬉しそうだった。

でもね、またすぐご飯を残すようになった。だから、翌週また同じお医者さんに行ったの。

そうしたら先生が歯茎が腫れてますって言うんだ。それで「もしも腫瘍だったら、あごを切除することになるけれど、そうすると、猫の場合それがショックでご飯が食べられなくなる子が多いし、検査も全身麻酔になるので、しばらく様子を見ましょう。」って説明してくれたので、お母さんも、そうだなって思って、やっぱり同じように注射して、帰ってきたの。

そしたらやっぱりまた元気が出て、お母さんにいっぱい「にゃんにゃんにゃんにゃん。」ってお話ししたんだ。「僕、今日、病院行ったんだよね。注射もしたの。でも、いい子だったでしょ。」って言ってたんだけど、ちゃんと通じたかな。

みんなは知らないだろうけど、僕は凄くおしゃべりなの。お母さんの友達が来たときに、「おにゃあさん、おともにゃち??にゃれにゃれ?いらっにゃい!!にゃにゃにゃにゃにゃにゃん!!」って言ったこともあるんだよ。友達、びっくりしてた。

それでね、この病院に三回くらい行った後かな。急に、ご飯を食べようとしても全然食べられなくなったの。だって痛いんだもん。口から血も出て、無口になっちゃった。そうしたらお母さんが凄く心配した。それで、「顎が腫れてる、顎が腫れてる!」ってあたふたしてた。

あんまり急に大きくなったもんだから、もしかしたらひどい炎症かと思ったみたい。それで、どうしようってしばらく迷ってたけど、ちょっと離れたところにある、友達の獣医さんのところに行くことにした。いわゆる、転院ってやつ?

そこでね、もっと詳しく調べてくれたの。

そしたら結果が出た。

「扁平上皮癌」って言うんだって。難しい名前だよね。とっても進行が速いんだって。

お友達の獣医さんは海外の治療法の写しもくれて、お母さん、一生懸命読んでた。それで、インターネットでもいろいろ調べて、とっても真剣な顔してた。

治らないんだって。

手術しても、すぐに再発するんだって。

でもね、僕には、ムツカシイことはわからない。ただ、痛いのは嫌だな〜と思う。あと、ずっとお腹が空いてるのもやだな。

お母さんのお父さんとお母さんも(つまり僕のおじいちゃんとおばあちゃんってこと?)癌で死んじゃったんだって。

それでね、最後は自宅ホスピスっていうのにして、穏やかに過ごしたんだって。だからお母さんも僕たちが癌になったら、そんな風にできないかなっていつも思ってたみたい。

だから、「痛みを取る方法は?」とか、「このまま口から食べられないままにした方が苦しまないのでは?」とか、いろいろ聞いてた。

先生は、「これから1〜2か月、ずっとお腹がすいているのは可哀相」って言ってた。チューブっていうのをつけると、口からあんまり食べられなくても、お腹がすいて辛いことはないみたい。でも、なんかかっこわるいような気はするなあ。

それにね、栄養をとって、少しでも長く生きたら、癌が転移したりしてかえって僕が苦しむんじゃないかってお母さんはずっと悩んでた。

それでも、とにかく、手術のこととか、最終的にいろいろ決めるために、もっと大きな病院に紹介してもらうことにした。

そこに、昨日行ったの。すごいな、僕。転院も、紹介も、経験しちゃった。

それにしても、僕、いろんな病院に行ったけど、昨日行ったあそこは凄かったなあ。ああいうの、「超近代的」っていうのかな。なんでも、「二次機能病院」っていって、僕と同じように難しい患者さんばかりなんだって。

待合室も広くて、診察室もたくさんあった。でね、呼ばれると「5番の診察室です」とか言われるの。人間みたいだねっ!

で、僕を連れて診察室に入ったら、男の先生が二人いて、自己紹介してくれた。それで、若い方の先生が「問診」してくれた。で、お母さんは、若い先生は研修中に違いないって思ったみたい。だってもの凄く緊張してたし、後ろにもう一人の先生が立ってじっと見てたから。

それでね、お母さんは今までの経過を説明したんだ。いつから食べなくなったとか、どういう治療をしたか、とか。

そうしたら、若くてキンチョーしてる先生が「これまでに変化はありますか?」って質問したの。

そうしたらさっ、お母さんったらさっ、それまで半べそかきながら説明してたくせに、しばらくしーんとしたと思ったら、「・・・これまでって、いつまでですか?いつのことですか???」って聞き返すんだよぉ!

若い先生はしどろもどろになってた。

僕は、「突っ込むなよ!」って思ったよ。キンチョーしてるんだからさっ!全く。あの先生たちもしも後で職業欄見たら、「あーなるほど。」って思うに違いないよ、きっと。ねぇ。

それはさておき、その後、僕、生まれて初めてCTというものを撮った。カッケェー!でも猫だから、CT撮るのも全身麻酔になるの。だから、準備とかで5時間位かかるんだ。

それで、先生が言いにくそうに「費用は〇〇円くらいかかります。…大丈夫ですか?」と聞いてきた。

お母さんが、大体この位かなって予想してた金額だった。で、大丈夫じゃないんだけど、「はあい・・・。」と、ちょっと小さめの声で返事してた。お母さん、やせ我慢したみたい。

5時間後、CTの結果が出た。

コンピューターの画面で見るんだよ!またまたカッケェー!

そしたらね、「今なら切除できます」っていう結果だった。先生は「今ある癌病変を取れば、少なくとも、骨の痛みや、出血はなくなりますよ」って言うんだ。今はね、血もぽたぽた出るの。でも、きっと再発するって。

あと、ご飯も、チューブをつけてても、口からも食べる子はいますよって。

お母さんはね、将来、自分が治らない病気になったら、チューブで栄養は取らなくて良いんだって。手術もね、場合によってはいらないんだって。

でも、僕のことは、お母さんが考えていたのとは少し違ったみたい。

こんなことがあったんだ。

僕は、自慢じゃないけど、今まで人間の食べるものを欲しがったことはないんだ。でも、おとといの晩、あんまりお腹がすいたんで、お母さんの食べてるものを欲しいよー欲しいよーって鳴いたんだ。それでお母さん、気づいたみたい。お母さんのお母さんのときは、もう、お腹も余り空かなくて、ちょっと食べたら良かったけれど、僕はまだそうじゃないんだなって。

そうなんだよ。昨日の先生も言っていたけど、僕、「癌以外は健康」なの。あーそう言えば、そのときも、お母さん、また突っ込んでたな。「でも、癌ですよね。」って。あのときも、先生、困ってたよ!

ともかく、お母さんは、自分が食いしん坊だから、お腹がすいているのに食べられない、って辛いだろうなあってずしっときたみたい。

痛みもね、薬はいくつかあるけれど、骨の場合はどこまで取れるか分からないって。

実は、お友達の獣医さんとは、安楽死というものについても話してた。僕はそれがなんだかさっぱり分からないけど、どうやら注射されるみたい。でね、もう一度言うけど、僕は普段はおとなしいんだけど、注射だけはだめなの。だから、とってもいやがるの。そうしたら、お母さんは「この世を去る最後のときに、一番嫌いなことをしたくない」って言ってたな。

先生は、手術は一日も早い方が良いけれど、あと一日、二日は考える時間がありますって言ってくれた。

お母さんは、帰りの車の中で僕に聞くんだ。

「にゃんはどうしたい?」って。

でも、いくらおしゃべりな僕でも、それには答えられないよ。

だから、お母さんはずーっと考えてる。僕の痛みをとって、なるべく穏やかに過ごすためには何が一番良いのかって。

もしかしたら、手術はしない、チューブはつけないっていうポリシーが変わるのかもしれないな。
f0235925_012411.jpg

今朝のにゃん。こちらから撮ると、癌はわからない。反対側をとっても、外からは余り分からないけれど。

by trineko710 | 2012-07-17 00:22 |